Day: August 1, 2020

コンサルティング

いろんな国の英語とそれ以上に大切な意味するものの違い

こんにちは。さくらリンケージインターナショナル CEO 上田怜奈です。 本記事は以前前身のさくらランゲージインスティテュートのブログに記載したものを、改訂し、転載したものです。 今回は、「いろんな国の英語とそれ以上に大切な意味するものの違い」というテーマです。 2015年に執筆した下記ブログとセミナーで主に語っているのは、国による英語の発音やボキャブラリーの違い。これはとても大切で、現場の担当者がまず苦労することの一つであり、依然としてトレーニングする価値のあるものなのですが、それ以上に現場やマネジメントが苦労することというのは、「同じ言葉でも意味することが国(地域)によって違う」ということです。言語学でいうところの、シニフィエ・シニフィアンの違い、とも言えるかもしれません。 大きな違いが生まれやすいものとしては、「すぐやります(例えばI’ll do it soon.)」が意味することの違いでしょう。例えばプロジェクトマネジメントの難易度の高さがあげられがちなインドでは(もちろん人や業界によって異なり時間厳守なケースもありますが)、ポジティブな、こちらを喜ばせてくれる意味合いでそのような言葉をよく聞くのですが、実際次に進捗確認したときに、手をつけていないといったことがよくあります。そのような場合には、初めにしっかり締切を定め、それが守られなければどういった問題が生じるかしっかりと議論すること、こまめに進捗確認をすること、あらかじめ上司やトップとコミュニケーションを取っておくことなどが大切になってくるでしょう。 また、ヨーロッパでも、フランスを含めた地中海沿岸の国々で、弁護士などのプロフェッショナルのEメールのレスポンスの遅さに頭を悩ませたことがある方も多いでしょう。その場合も、綿密なフォローアップや、初回の話し合い、そして全体的なスケジューリングの柔軟性が必要となってきます。 取引先、ビジネスパートナーとの関係で失敗しないために、あらかじめ細かく、様々な状況を想定して、かつ同国(地域)での経験が豊富な人の知見を含め、契約書を作成し署名しておくことが、そういった「時間」を含めた、言葉の解釈の違いによる、決定的なダメージを防ぐことにつながることも多くあります。 特に大きな違いとして、時間について上記説明しましたが、他にも、「合意」「契約」といった概念も、かなり国/業界/会社/人によって違っており、決まったと思いきや、くつがえされることが多いものです。口約束も契約と見なされると定めている国も多いのですが、実際に罰則がないと、多少被害を被っても、なかなか請求することができない、ということもあったりしますので、最後まで気を抜けません。 こういったコミュニケーションの齟齬を防ぐためには、自分自身の慣れといったこともありますが、その国や業界の事情に精通した人にサポートしてもらったり、場合によっては同席してもらい進めてもらうのは手かと思います。 言葉のちょっとした行き違いや立場上の勘違いで交渉がまとまらないケースというのはよくあります。 適切な専門家をご紹介できることも多いですので、そういった各国のビジネスコミュニケーションのご相談は弊社まで、ということで、今回は前置きが長くなりましたが、下記2015年のブログ記事をこれより転載します。 突然ですが、みなさんは英語圏出身ではない方と英語でお話をしたことがありますか。 現在、世界の英語話者人口は17億強(母語、公用語、外国語として用いている人の数)と言われていますが、そのうち母語として英語を使用しているのは3億5000万~4億人と言われています。 その中でも、特にインド英語やピジン英語(またはクレオール)と呼ばれるシンガポールの(街中で話される)英語は聞きとり/対応するのが難しいと言われています(もちろん、個人差、年代差も非常に大きいので過度に一般化することはできませんが)。 日本人の英語もかなり母語である日本語に文の構造、発音共に引きずられがちですので(言語学ではこれを転移と言います)、お互い様、というところもあるのですが、接する話者の出身国が分かっている場合、事前に情報を得ることで、コミュニケーションが大幅に改善できることが多くあります。具体的にはアクセントや発音、語彙の違い(英語圏の英語との意味の違い等)といったものです。 具体例を少しだけお話しますと、インド人と話すときに 「ワルク、ワルク」という言葉を聞き、 「???」と頭にクエスチョンマークが浮かんだことがある方もいらっしゃるかもしれません。 文法的にはほぼ完璧、語彙も高級語彙を用いて話すので、きっと正しい英語に違いない。しかし、該当する単語が自分の(心の?)辞書にはない。 答えは”work” 仕事、という意味のごく一般的な英単語で、インド人は多くの場合英語のrの音を伸ばさずにラ行の音で発音する傾向にあります。 thやt、dの音にも母語に由来する大きな特徴があります。

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